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症例実績・治験状況
-樹状細胞ワクチン療法の治療症例-
症例1
63歳女性 膵臓がん(StageⅣa)
がんが大きく手術不能で抗がん剤で治療を受けていた。WT1樹状細胞ワクチンと活性化リンパ球療法を併用したところ腫瘍マーカー(CA19-9、DUPAN)が減少し始め、8か月後には手術を行える程度までがんが縮小した。

症例2
68歳男性 膵体部癌(StageⅣb)
抗がん剤にWT1樹状細胞ワクチン療法を併用したところ腫瘍マーカー(CA19-9)の低下を認め、抗がん剤を段階的に減量していくことができた。また多数の肝転移巣も7か月後に消失した。

樹状細胞ワクチン療法の症例実績
本院で行っているWT1樹状細胞ワクチン療法は、約15年前より全国の医療機関に提供されており、これまでに約12,200症例の実績があります(2019 年12月末現在)。特に難治性の末期膵癌での症例数が多いのが特徴です。

WT1樹状細胞ワクチンにおけるがん種ごとの症例実績

疾患制御率
WT1がんワクチンの治験状況
がん抗原WT1を使用したがんワクチンは大手製薬会社と医師により複数の治験が進められています。
今後、保険への収載も期待されており、また治験が開始されるがんの種類も増えていくと予想されます。

WT1がんワクチンが適応となるがん種と治験中のがん種
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