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よくわかるがんコラム




子宮頸がんに対する免疫療法 ― 自分の力でがんと戦う新しい治療法
子宮頸がんの新しい治療法「免疫療法」を解説。免疫チェックポイント阻害剤やワクチン療法、NK細胞療法など、体の免疫力を活かしてがんと戦う最新アプローチを紹介します。

医師 柳井 啓文
10月30日


口腔がんは進行が早いって本当? ― 早期発見の大切さと最新の治療法
口腔がんは進行が早いといわれ、発見が遅れると転移のリスクが高まります。初期は痛みが少なく、口内炎と誤認されやすいのが特徴です。早期発見で治癒の可能性が大きく上がるため、長引く口内炎やしこりに気づいたら早めの受診を。最新の免疫療法も注目されています。

医師 柳井 啓文
10月28日


悪性リンパ腫とは ― 症状・治療・生存率について
悪性リンパ腫は、リンパ節などに発生する血液・免疫系のがんで、ホジキンリンパ腫と非ホジキンリンパ腫の2種類に分類されます。非ホジキンリンパ腫が日本では主流で、多様なタイプが存在します。主な症状には、痛みのないリンパ節の腫れや発熱、体重減少などがあり、診断には生検やPET-CTなどの画像検査が必要です。治療は進行の速さにより異なり、高悪性度では化学療法や分子標的薬を用い、低悪性度では経過観察を基本としつつ再発時に治療を行います。5年生存率は種類により異なりますが、治療の進歩により改善傾向にあります。悪性リンパ腫は治癒を目指せるがんであり、再発後も治療選択肢があるため、希望を持って治療に向き合うことが重要です。

院長 永井 恒志
10月2日


がん治療における自由診療の必要性-選択肢を増やす
がん治療における自由診療は、標準治療の限界を補う「選択肢のひとつ」として重要です。標準治療は科学的根拠に基づく有効な方法ですが、進行がんや再発例では十分な効果が得られないこともあります。そのため、未承認薬の利用、標準治療が尽きた場合、新しい治療を積極的に望む場合などに自由診療が検討されます。臨床試験と異なり、条件が厳しくなく確実に新治療を受けられる利点がありますが、費用は高額で科学的根拠が不十分な治療も存在します。自由診療は「最後の望み」ではなく、自分に合った治療を広げる手段であり、冷静な判断と医師の助言が不可欠です。

院長 永井 恒志
8月29日


NKT細胞とα-GalCer樹状細胞ワクチン療法
NKT細胞(ナチュラルキラーT細胞)は、自然免疫と獲得免疫をつなぐ“免疫の司令塔”で、がん免疫療法の新たな主役として注目されています。特にα-ガラクトシルセラミド(α-GalCer)を搭載した樹状細胞ワクチンは、NKT細胞を強力に活性化し、免疫全体をリブートさせる革新的治療です。肺がんや膵がんなどの難治性がんに再発予防として臨床応用が進み、全身の免疫細胞を横断的に活性化できるメリットがありますが、自由診療が中心で効果の個人差も大きいのが現状です。今後、より標準化や応用拡大に期待が集まっています。

院長 永井 恒志
7月18日


膵臓がんステージ4の生存率・原因・症状・余命と向き合う
膵臓がんステージ4の生存率・症状・原因・治療法・余命をわかりやすく解説。進行がんでも治療の選択肢はあり、QOLを保ちながら前を向ける方法があります。「もうできることはない」と思う前に、まずはご相談を。

院長 永井 恒志
7月16日


末期の肝がん ― 症状・余命・治療と生存率
末期肝がんとは、がんが肝臓内外に広がり切除が困難、肝機能が著しく低下し、一般的な抗がん剤治療も難しい状態を指します。主な症状は食欲不振、体重減少、腹水、黄疸、むくみ、意識障害などで、がん自体と肝機能低下の両方が影響します。治療は分子標的薬や免疫療法が一部で用いられますが、体力や肝機能に応じて緩和ケアが中心となり、痛みや症状の緩和、精神的サポートが重視されます。平均余命は数ヶ月~1年程度、5年生存率は数%未満ですが、新薬やケアの進歩で延命例もあります。家族は患者の意思を尊重し、生活の質を大切に支えることが重要です。希望を持ち、穏やかな時間を過ごすことが治療の大きな目標となります。

院長 永井 恒志
7月15日


大腸がんのステージ分類と生存率
大腸がんはステージ(病期)によって治療法や生存率が大きく異なります。ステージ0〜1では内視鏡切除や手術で治癒が見込め、5年生存率も90%以上と高くなっています。ステージ2〜3では手術に加え再発予防の抗がん剤治療が行われ、5年生存率は約60〜90%です。ステージ4では肝臓や肺などへの遠隔転移が見られ、治癒は難しいものの、抗がん剤や緩和ケアでQOL維持が重視されます。近年は免疫療法や分子標的薬の進歩により、ステージ4でも長期生存例が増えています。生存率はあくまで平均であり、個人差も大きいため、正しい情報をもとに前向きに治療と向き合うことが大切です。

院長 永井 恒志
7月10日


末期の大腸がん ― 症状・治療・余命について
末期の大腸がん(ステージ4)は、がんが肝臓や肺、腹膜など他の臓器に転移した状態で、根治手術が困難です。主な症状には便通異常(便秘・下痢)、血便、腹痛、体重減少、食欲低下、倦怠感、貧血、転移による黄疸や咳・息切れなどがあり、進行しても症状が軽い場合もあります。診断には大腸内視鏡、CTやMRI、PET-CT、血液検査(腫瘍マーカー)が用いられ、がんの広がりや臓器への影響を評価します。
治療の目的は延命と症状緩和で、主に抗がん剤治療(FOLFOXやFOLFIRI、分子標的薬の併用)、一部で免疫療法(MSI-Hタイプに対する免疫チェックポイント阻害剤)、痛みや不安を和らげる緩和ケアが行われます。5年生存率は約15〜20%、抗がん剤治療を受けた場合の中央値生存期間は20〜30ヶ月とされていますが、個人差があります。
生活面では、無理な食事を避け、休息を確保し、便通や痛みの管理、家族や医療者との意思疎通が重要です。家族の寄り添いは大きな支えとなります。末期でも治療やケアの選択肢は多く、自分らしい生き方を大切にし、納得できる治療方針を医師と共に考えることが

院長 永井 恒志
7月3日
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