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よくわかるがんコラム


末期の大腸がん ― 症状・治療・余命について
末期の大腸がん(ステージ4)は、がんが肝臓や肺、腹膜など他の臓器に転移した状態で、根治手術が困難です。主な症状には便通異常(便秘・下痢)、血便、腹痛、体重減少、食欲低下、倦怠感、貧血、転移による黄疸や咳・息切れなどがあり、進行しても症状が軽い場合もあります。診断には大腸内視鏡、CTやMRI、PET-CT、血液検査(腫瘍マーカー)が用いられ、がんの広がりや臓器への影響を評価します。
治療の目的は延命と症状緩和で、主に抗がん剤治療(FOLFOXやFOLFIRI、分子標的薬の併用)、一部で免疫療法(MSI-Hタイプに対する免疫チェックポイント阻害剤)、痛みや不安を和らげる緩和ケアが行われます。5年生存率は約15〜20%、抗がん剤治療を受けた場合の中央値生存期間は20〜30ヶ月とされていますが、個人差があります。
生活面では、無理な食事を避け、休息を確保し、便通や痛みの管理、家族や医療者との意思疎通が重要です。家族の寄り添いは大きな支えとなります。末期でも治療やケアの選択肢は多く、自分らしい生き方を大切にし、納得できる治療方針を医師と共に考えることが

院長 永井 恒志
2025年7月3日


がんステージ4 ― なぜ手術ができない?理由と治療選択肢
「ステージ4のがん」と聞くと「もう治らないのでは」と不安になる方も多いですが、医療の進歩により希望を持てる時代になっています。本記事では、がんのステージの意味や、なぜステージ4では手術が困難なのかを解説し、抗がん剤、分子標的薬、免疫療法、緩和医療などの治療選択肢も紹介します。ステージ4は遠隔転移がある状態であり、手術による根治が難しくなりますが、それでも症状の改善や延命を目指した治療は可能です。がん種ごとの生存率や、治療を前向きに選択する姿勢の大切さについても触れています。患者様一人ひとりに合った治療法があることを理解し、主治医やセカンドオピニオンで相談しながら、最適な選択をすることが重要です。

院長 永井 恒志
2025年6月20日


乳がんの転移・再発 ― 症状と治療の選択肢
乳がんは再発や転移のリスクがあり、不安を感じる方も多くいらっしゃいます。しかし、治療技術の進歩により、長期間がんと共に生きることも可能になってきました。再発とは同じ部位に再びがんが現れることで、転移は骨・肺・肝臓・脳など他の臓器に広がることを指します。治療法には、ホルモン療法、分子標的治療薬、抗がん剤、免疫療法、緩和ケアなどがあり、がんの性質や患者さんの希望に合わせて選択されます。再発・転移は「終わり」ではなく、「がんと共に生きる」選択ができる時代になっています。

院長 永井 恒志
2025年6月20日


がん細胞を見逃さない免疫細胞の仕組み|活性化が治療の鍵
がん細胞は、もともと自分の体の細胞から生まれた“異常な細胞”です。これが免疫の難しさを生む理由のひとつです。インフルエンザウイルスや細菌のような外敵とは違い、がんは「自分に偽装した敵」なので、免疫の目をごまかすことができてしまうのです。
にもかかわらず、健康な人の体では、免疫がこの“敵の偽装”を見抜き、日々排除していることがわかってきています。
では、免疫は一体どうやってがん細胞を見つけ出し、攻撃しているのでしょうか?そこには、驚くほど精巧な「免疫の監視ネットワーク」が存在しています。

院長 永井 恒志
2025年6月20日


がんが免疫から隠れる仕組みとは?
がんは免疫の監視を単に逃れるだけでなく、自身の姿を隠し、免疫細胞を欺き、さらには免疫の力を奪う巧妙な「免疫回避機構」を持っています。そのため、がん免疫療法では免疫を活性化するだけでなく、がんの隠蔽機能を解除し、免疫が再びがんを認識・攻撃できる状態を目指すことが重要です。

院長 永井 恒志
2025年6月20日


抗がん剤と免疫療法の違いとは
抗がん剤と免疫治療は、がんに対するアプローチが根本的に異なります。抗がん剤はがん細胞を直接攻撃する即効性が魅力ですが、副作用も大きく、再発のリスクもあります。一方、免疫治療は自身の免疫細胞を活性化し、がんと闘う力を高めることで持続的な効果が期待されます。副作用も異なり、全身性の抗がん剤に対し、免疫治療では特有の炎症反応(irAE)が生じることがあります。最近では、両者の併用療法も注目されており、肺がんや胃がんなどで有効性が実証されています。治療選択はがんの種類や進行度、体の状態によって異なるため、主治医とよく相談しながら進めることが大切です。免疫でがんに立ち向かう新しい時代において、最適な治療法を見つけるための参考にしてください。

院長 永井 恒志
2025年6月10日


尿管がん 〜症状・進行・治療・余命と向き合うために〜
尿管がんはまれながら進行が早く、血尿などで発見されます。治療は手術や抗がん剤、免疫療法が中心で、早期発見なら治癒も期待できます。生存率はステージで大きく異なり、定期検査や緩和ケアも重要です

院長 永井 恒志
2025年6月10日


乳頭がんとは? 〜予後良好ながんの正しい理解と向き合い方〜
「乳頭がん」は甲状腺にできるがんで、乳がんとは異なる病気。進行が遅く、10年生存率90%以上と予後は非常に良好です。多くは無症状で健診で見つかり、治療後も穏やかな生活が可能。正しい知識と継続的なフォローで前向きに向き合いましょう。

院長 永井 恒志
2025年6月10日


がんの治療法がないと言われたら|希望をつなぐ選択肢
「これ以上、できる治療はありません」医師からそう言われたとき、患者さんやご家族は深い絶望に包まれることがあります。でも、本当に「もう何もできない」のでしょうか?
結論から言えば――答えはNOです。
たとえ標準治療が尽きたとしても、心と体を支える方法、希望をつなぐ選択肢はまだ残されています。
本記事では、がんの「治療法がない」と言われたときにこそ考えたいこと、できることを丁寧にご紹介します。

院長 永井 恒志
2025年4月28日


緩和ケアをすすめられた=治療を終えるではない|“生き方”を整える時間
「緩和ケア=治療の終わり」ではありません。痛みや不安を和らげ、自分らしい生き方を支える医療です。抗がん剤や免疫療法との併用も可能で、選択肢はまだあります。今を大切にする“新たな医療のステージ”としての緩和ケアを知ってください。

院長 永井 恒志
2025年4月25日
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