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よくわかるがんコラム


脳腫瘍に対する免疫療法 ― 新しい治療の可能性と課題
脳腫瘍、とくに膠芽腫は標準治療でも再発率が高く難治性です。近年注目される免疫療法について、ワクチン療法・チェックポイント阻害剤・CAR-T療法・腫瘍溶解ウイルスなどの種類や臨床研究の成果、限界、脳腫瘍特有の課題、今後の展望をわかりやすく解説します。

院長 永井 恒志
2025年9月5日


がん治療における自由診療の必要性-選択肢を増やす
がん治療における自由診療は、標準治療の限界を補う「選択肢のひとつ」として重要です。標準治療は科学的根拠に基づく有効な方法ですが、進行がんや再発例では十分な効果が得られないこともあります。そのため、未承認薬の利用、標準治療が尽きた場合、新しい治療を積極的に望む場合などに自由診療が検討されます。臨床試験と異なり、条件が厳しくなく確実に新治療を受けられる利点がありますが、費用は高額で科学的根拠が不十分な治療も存在します。自由診療は「最後の望み」ではなく、自分に合った治療を広げる手段であり、冷静な判断と医師の助言が不可欠です。

院長 永井 恒志
2025年8月29日


がんと免疫力の関係 ― 特に抗がん剤による免疫力低下の影響について
がんの発症や進行には免疫力が深く関与し、免疫細胞は日々生じる異常細胞を排除しています。しかし、がんは免疫チェックポイント分子や抑制性サイトカインを利用して免疫の働きをすり抜けます。抗がん剤はがん細胞を壊す一方で、白血球減少やNK細胞の減少などにより免疫力を低下させ、感染症リスクや再発リスクを高めます。そのため、癌 免疫力を守りながら治療する工夫が重要であり、近年は抗がん剤と免疫療法を組み合わせ、がんを直接叩きつつ免疫を回復・維持する戦略が注目されています。

院長 永井 恒志
2025年8月29日


扁平上皮がんとは? 〜上皮に発生する代表的ながんの特徴と治療法〜
扁平上皮がんは皮膚・口腔・子宮頸部など全身の粘膜や表面に発生するがんの一種。発生部位により症状や治療法は異なりますが、早期発見で治癒も期待できます。本記事では主な症状・リスク・治療法・予後までわかりやすく解説します。

院長 永井 恒志
2025年7月29日


なぜ免疫治療はすぐに効果が出ないのか?
免疫治療は抗がん剤と異なり、効果が現れるまでに数週間から数ヶ月を要します。これは、自身の免疫細胞ががん細胞を認識し、活性化・増殖して攻撃を始めるまで準備期間が必要なためであり、治療開始直後に効果が見えなくても心配する必要はありません。また、治療経過中に腫瘍が一時的に大きく見える「偽増悪」もみられることがあり、これは免疫反応による一過性の現象です。免疫治療は「ゆっくりだが長く効く」特徴があり、効果が現れはじめると長期的な安定が期待できるため、焦らずじっくりと経過を見守ることが大切です。

院長 永井 恒志
2025年7月25日


抗腫瘍免疫を高める方法とは?
抗腫瘍免疫とは、がん細胞を認識し排除する私たち本来の免疫力です。樹状細胞・T細胞・NK細胞の連携が重要で、がんによる妨害を乗り越えるため免疫の再教育や活性化が必要です。樹状細胞ワクチン、免疫チェックポイント阻害剤、活性化細胞療法など多彩な医療アプローチ、さらに栄養・腸内環境の最適化も有効。新技術も開発されており、がんに強い免疫は戦略的強化がカギです。

院長 永井 恒志
2025年7月25日


子宮がん ステージ4〜余命・生存率・治療と向き合うために〜
子宮がんステージ4と診断されても、治療の選択肢はあります。生存率や余命、症状、進行度、抗がん剤・放射線治療・免疫療法などの治療法、そして緩和ケアとの併用についてわかりやすく解説。前向きに今できることを見つけましょう。

院長 永井 恒志
2025年7月23日


末期の肝がん ― 症状・余命・治療と生存率
末期肝がんとは、がんが肝臓内外に広がり切除が困難、肝機能が著しく低下し、一般的な抗がん剤治療も難しい状態を指します。主な症状は食欲不振、体重減少、腹水、黄疸、むくみ、意識障害などで、がん自体と肝機能低下の両方が影響します。治療は分子標的薬や免疫療法が一部で用いられますが、体力や肝機能に応じて緩和ケアが中心となり、痛みや症状の緩和、精神的サポートが重視されます。平均余命は数ヶ月~1年程度、5年生存率は数%未満ですが、新薬やケアの進歩で延命例もあります。家族は患者の意思を尊重し、生活の質を大切に支えることが重要です。希望を持ち、穏やかな時間を過ごすことが治療の大きな目標となります。

院長 永井 恒志
2025年7月15日


末期の大腸がん ― 症状・治療・余命について
末期の大腸がん(ステージ4)は、がんが肝臓や肺、腹膜など他の臓器に転移した状態で、根治手術が困難です。主な症状には便通異常(便秘・下痢)、血便、腹痛、体重減少、食欲低下、倦怠感、貧血、転移による黄疸や咳・息切れなどがあり、進行しても症状が軽い場合もあります。診断には大腸内視鏡、CTやMRI、PET-CT、血液検査(腫瘍マーカー)が用いられ、がんの広がりや臓器への影響を評価します。
治療の目的は延命と症状緩和で、主に抗がん剤治療(FOLFOXやFOLFIRI、分子標的薬の併用)、一部で免疫療法(MSI-Hタイプに対する免疫チェックポイント阻害剤)、痛みや不安を和らげる緩和ケアが行われます。5年生存率は約15〜20%、抗がん剤治療を受けた場合の中央値生存期間は20〜30ヶ月とされていますが、個人差があります。
生活面では、無理な食事を避け、休息を確保し、便通や痛みの管理、家族や医療者との意思疎通が重要です。家族の寄り添いは大きな支えとなります。末期でも治療やケアの選択肢は多く、自分らしい生き方を大切にし、納得できる治療方針を医師と共に考えることが

院長 永井 恒志
2025年7月3日


乳がんの転移・再発 ― 症状と治療の選択肢
乳がんは再発や転移のリスクがあり、不安を感じる方も多くいらっしゃいます。しかし、治療技術の進歩により、長期間がんと共に生きることも可能になってきました。再発とは同じ部位に再びがんが現れることで、転移は骨・肺・肝臓・脳など他の臓器に広がることを指します。治療法には、ホルモン療法、分子標的治療薬、抗がん剤、免疫療法、緩和ケアなどがあり、がんの性質や患者さんの希望に合わせて選択されます。再発・転移は「終わり」ではなく、「がんと共に生きる」選択ができる時代になっています。

院長 永井 恒志
2025年6月20日
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